お久しぶりです。アカネ調剤薬局のTです。 ６月に入り、一層夏に向かって暑くなってきていますが、その前に梅雨ですね。 そんな６月は皆さまお好きではないかもしれないですが、私は嫌いではありません。 なぜなら誕生月だからです。 でも昔は誕生日というのはうれしいものでしたが、今では数えるのがつらくなる年頃になりました。 話は変わり私事ではありますが、今年の２月に待望の長男が誕生しました。 慣れないながらも、奥さんと一緒に育児を頑張っています。 もうそろそろ４カ月になりますが、本当に子供の成長は早いと感じ、 今というこの時は今しかないのでその時間を大切にしていきたいと思いました。 そして我が子はすごく可愛いと思いました。 この前、熱が３８℃を超えて心配した日がありました。 みなさんも子供の病気や怪我にはいつも心配されていらっしゃると思います。 急な発熱など親としては、心配なことがたくさんあります。 ウイルスなどの外敵から身を守ろうとすることも大切ですが、 ある程度免疫力を高めていくためには、ウイルスや細菌などと接することも必要なので、少しだけそのお話をさせていただきます。 免疫には母子免疫と獲得免疫という２つの免疫機能があります。 生後６カ月くらいまでは胎児の時に胎盤を通してからもらう免疫と、初乳に含まれる免疫グロブリンで、感染から身を守る母子免疫、６か月を過ぎてからは自分自身で免疫を高めていく獲得免疫があります。 母子免疫はそんなに長くは続かないため獲得免疫を高めていく必要があります。 半年を過ぎてから、熱を出しやすくなるのは、獲得免疫まだ高くない段階で、 この母子免疫が低下してしまうためです。 しかーーーし、感染したことは無駄ではなく、次にまた同じ病原体に感染したときに戦ってくれる抗体を作ったり、情報を記憶したりしてくれます。適度に外敵からの感染も経験し、軽い風邪などを繰り返すことは子供にとって、ある程度必要なことなのです。 そんなことは分かっていても、熱がでるとやはり心配してしまうものですよね。 したがって、感染を防ぐためにも、ご家族の方が、日ごろのうがい、手洗いなどに 十分気をつけておく必要があります。 これからどんどん成長していく我が子とともに、自分自身も親として、また職場でも成長できるように 頑張っていきたいと思います。 アカネ調剤薬局　T