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2014.10.20 未分類

ぼく

みなさん、こんにちは。経理のMです。 今回は少し古いお話、1年前の息子氏の生活発表会について書きたいと思います。 毎年、3・4・5歳児クラス合同で催されているおたのしみ会。 このとき息子氏は3歳。去年の踊りはぎこちなかったのに、今年は人間らしく踊れてるなぁ、と 息子氏の成長を感じたものです。 ちなみに、毎年クラスの嵐チームに所属している息子氏は このときも嵐の曲で踊っていました。             このおたのしみ会でとても印象に残った発表があったのでご紹介したいと思います。 一番大きいクラスの5歳児クラスによる詩の朗読。 サトウ ハチローさんやいのしし ぶんたさん、金子 みすずさんたちの詩を子供たちが ワンフレーズずつ交替で朗読していきます。 しかも何も見ずに。 その中の谷川 俊太郎さんの詩でとても素敵なものがありました。   ぼく            谷川 俊太郎 ぼくは こどもじゃない ぼくは ぼくだ ぼくは おとなじゃない ぼくは ぼくだ ぼくは きみじゃない ぼくは ぼくだ だれが きめたのかしらないが ぼくは うまれたときから ぼくだ だから これからも ぼくをやっていく ぼくは ぜったいに ぼくだから なんにでもなれる エイリアンにでもなれる   わたし、この詩が気に入ってしまって、 保育園の先生に朗読の詩をまとめたものを いただいてしまいました。 ぼくはぼく、ぜったいにぼくだから、なんにでもなれる、って素敵だな。 子供たちは朗読を暗記していくなかで何か感じることがあるのでしょうか。 そうあってほしいです。 そのまとめの最後3つには詩人の名前がありませんでした。 だから保育園から園児たちへのメッセージなのかな、と思います。 最後にその3つをご紹介します。   そらは いつも そこにある まぎれもなくあおくて たかくて くうきに みちている そして ときおり くもが とおりすぎていく でも そらにとって たいせつなのは いつも そこにある と いうこと   くつは あしを つつむもの あるくときに はいたくつは よるには ぬいでしまい ぬいだ くつには ほんのり ぬくもりがのこっている でも くつに とって たいせつなのは あしを つつんでくれる と いうこと   あなたは あなた あかちゃんだった あなたは からだと こころを ふくらませ ちいさな いちにんまえに なりました そして さらに あらゆることを あじわって おおきな おとこのひとや おんなのひとに なるのでしょう でも あなたにとって たいせつなのは あなたが あなたで あること   以上、3つの詩でした。 当たり前にいつもそこにあって、当たり前だから気づかない、 なんにでも大切な役目があって、ぼくはぼくで、あなたがあなたであることが大切。 1年前のことですが、とても印象に残った生活発表会でした。 話は変わって、数日前のことです。 毎日保育園に持っていく水筒に、息子氏の大好きな妖怪ウォッチのシールを貼っていました。 保育園から帰ってくると、 『シールはがしてー』 と言います。なんで?と聞くと 『○○くんがシールやはるなよ、っていうた』 と言うのです。すかさずわたし、 『えーっ、そんなことぐらいではがすん?○○はどう思うん?』 と聞いたのですが、返事はなく・・・ 子供って他人の影響を受けやすいところがあるのでそうなるのかな、と思いましたが、 朗読の詩を思い出さずにはいられなかったわたしでした。 もっと強くなるんだ、息子よ。