咳止めの薬に要注意? ~緑内障との相性~

寒い季節がようやく終わりを迎え、少しずつ暖かくなり始めていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は巷でインフルエンザが大流行、統計を取り始めてから過去最高の患者数を記録しているようですね。

さて、多くの人はインフルエンザの治療が終わった後に咳や痰、のどの痛みなどの症状に見舞われていたことかと思います。それに関連し、今回は咳止めの薬に関して一つお話をさせていただきます。

大抵の咳止めの薬には「緑内障に禁忌である」旨が記されています。これは薬の中の別の作用によって眼圧が上がってしまうためと考えられており、それがその通り起こってしまうと眼の負担がかなり大きくなってしまいます。病院や薬局で緑内障の有無を尋ねられた方も多いでしょう。緑内障患者にも使えるとされる咳止めの薬はかなり少なく、そのままでは非常に幅の狭い選択肢しか与えられないということになります。

しかしながら、実はこれらの薬は緑内障の人すべてに使えないというわけではないんです。というのも、緑内障は大きく二つに分かれていまして、基本的に咳止めの薬が使えないのは「閉塞隅角緑内障」と診断された方だけなんです。日本人にはそれほど多くない症状の緑内障であり、その病名でない方は一般人と同じ感覚で咳止めの薬を使えるというわけです。

ただ、これはあくまで分類としての話であり、個別の症状がどのようなものなのかしっかりと先生の話を聞く必要があります。咳止めを使ってもいい病状かどうか、一度は聞いておくべきです。

もし緑内障を患っている方が咳止めの薬を使いたいとき、多くの場面で使用を制限する文言に当たる事でしょう。しかし、そこで自分の病名を正確に薬剤師に告げ、医者からの許可を得ている旨を話せばより効率的で効果的な薬を使うことができるかもしれません。

セルフメディケーション、すなわち自分で病気と闘う時代になってきている昨今、己の事は絶えず理解するように心がけてください。緑内障に限らず持病を抱えているそこの方、文字だけで使えない薬だと判断されているかもしれませんよ。

それでは短い話でしたが以上となります、良き春を迎えられますように。

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