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2013.10.01 未分類

「治る」「効く」という言葉について

お疲れ様です。 今回は少し哲学的なお話をしたいと思います(半分ウソですが) 「治る」という言葉は、ある病気を治すということなのですが、 「効く」という言葉にはいろいろと曖昧なものがあります。 もうちょっと細かく説明すると、例えば「リウマチの治療薬」というものと 「リウマチに効果がある」というのでは全く意味が違うようになるのです。 もちろん治療薬と言えば、単純に表現すると、リウマチの症状を抑えたり、 病気の進行を止めたり遅くする作用のある薬を指します。 しかし、巷の温泉やあるいは入浴剤にも「リウマチに効果がある」と書いていると 思います。これは治療効果があるわけではないのです。 リウマチも関節痛の一種なので「温泉で関節が温まったら症状が楽になることも あります」ということなのです。 しかも、急性症状で炎症が悪化している状態では余計に悪くなることも考えられますので、注意が必要となります。 漢方薬も同じで効能書きに「リウマチ」と書かれていても、これを飲んだらリウマチが治ると勘違いしてはいけないのです。 温泉と同じように関節を温めたら良くなることを期待しての効能なので、使うタイミングがあるのです。 しかもその漢方薬だけでは十分ではないことが多いと思います。 漢方の世界で「証」というとらえ方の一つですね。 だから、効果があるということを信じて、専門家の治療を受けずにいると 症状が悪化して取り返しがつかない事もありますので、 やっぱり専門家にお任せすることが大切なのです。(投稿者 アカネ Mr.T)
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