薬剤師の実務経験が5年以上あれば介護支援専門員（ケアマネージャー）の資格試験を受けることができます。

私は在宅に必要な知識を学びたかったため受験しましたが、心に残る貴重な経験になりました。

筆記試験では介護保険や制度について幅広く学ぶことができます。
筆記試験に合格後は、実務研修へと進みますが、他の受講者たちと様々なテーマでグループワークをしたり、実際の利用者さんに協力していただき模擬ケアプランを作ったり、実際の施設に実習に行ったりと内容盛り沢山でした。
実際にケアマネを目指している人より、私のように現職にその知識を活かしたいために受験した人の方が圧倒的に多く、皆意欲的に学びに来ていてとても楽しかったです。
実習で担当になっていただいたケアマネさんには、利用者さんとの向き合い方についてたくさん指導していただきました。

その中の一つを紹介します。

　「介護支援専門員に求められているものとは冷たい頭と暖かい心という

　理想像はありますが、介護支援専門員も一人の人間なので弱い面もあり、

　どうしても自分の物差しで利用者や家族を見てしまいがちになります。

　自分自身を客観的にみれるもう一人の自分を持てるように

　冷静かつ謙虚に対象者に関われる支援者でありたいものです。」

認知症になりできないことが増えても、人生の大先輩であり、それぞれの生きてこられた道のりは様々なので、どんな患者さんにも敬意をもって傾聴し、寄り添った支援をしていきたいと思います。

ダイヤ薬局花園店は在宅に力を入れています。
在宅に興味のある方にはとてもやりがいのある職場ですよ。