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2014.01.23 未分類

ストレスと漢方

こんにちは。漢方の好きな薬剤師ミスターTです。 最近、知人から 「医者に行って胃薬を貰っているが、胸焼け症状や鳩尾(みぞおち)がすっきりしない」 と相談を受けました。 胃薬は現在一番よく胃酸を抑える効果があると言われているPPI系の薬、 および胃の粘膜を保護するタイプの薬、制酸剤と3種類ほど飲んでいたうえに 健康食品でも胃の粘膜を保護するものを飲まれていました。 色々と症状を聞いているうちに忙しいことが原因のストレスがあると分かったので、 ストレスの漢方を飲むようにお勧めしました。 病院の薬はそのままで健康食品は中止するように指示しましたら、 飲み始めて1週間くらいで改善して漢方薬が切れた後も症状は再発していないようでした。 また別の方ですが小学校からの同級生が肩こりと頭痛に悩んでいると相談を受けました。 肩こりがどこから来ているか調べるために背中を触ってみましたら、 肝の疲れから反射的に筋肉の凝りが出ていることが判断できました。 新聞社に勤めている真面目な人なので、 「最近、職場の環境が変わっただろ?後輩の教育とかに不安があって、 仕事が中途半端になるようでストレスがあるんだろ?」 と聞いてみましたらビンゴでした。 ストレスの漢方をお勧めしておきましたら、肩こり・頭痛は改善したようです。 上記2症例は、実は漢方薬の処方は違うものです。 1人目は自由時間がないストレスが胃酸分泌を過剰にさせたことによるストレス、 2人目は完璧主義者に多いタイプで肝にストレスが蓄積したタイプでした。 ストレスも原因が色々とあり、種類によって症状も変わります。 それに合わせた漢方を選ぶのも楽しいですね。 アカネ調剤薬局 Mr.T
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